コーヒー豆の焙煎で試してきたこと
(アイキャッチ画像はこれまでの手書きメモです)
以前少しコーヒー豆の焙煎について触れましたが、今回はもう少し細かく試してきたことを書いてみようと思います。
ロースター最初の1~2年
コーヒー豆の焙煎と言っても最初は焼き方がわからずロースターの添付の説明書を見て焼いていたりしました。
もちろんそんなのでは全然思ったようにいかず、ネットで調べるとちょっと情報があったりして焼いてみたりもしました。
もちろんそんなのでは全然思ったようにいかず、今度は焙煎の本をあるだけ読んでみました。
手回し焙煎機購入のきっかけとなった大坊さんの本も読んでみたところ焼く火加減が書いてあったりしました。
ここまできていろいろと試すことが増えてきました。
- 生豆をそのまま焼く、水洗いしてから焼く
- 時間をかけてゆっくり焼く、時間をかけずに焼く
- ロースターの余熱
- 火力の調整(これはもうパターンがたくさんあって理解するまで大変でした)
- 焼くときの豆の量
- 浅煎り、中煎り、深煎り
- 焙煎機の回転の速さ
こういったことを組み合わせたりして実際に試しながら2年間くらい続けました。
その時は暗中模索だったので忘れないように焼く時間、焼いている最中の香り、ハゼのタイミング等々を記録していきました。
さすがにここまでやっていると、ある程度おいしいコーヒー豆が焼けていたのですが、その先、自分の本当に求めている味にはまだ遠く、どうしていいかわからなくなってきたこともあってちょっともう無理なんじゃないかと諦めかけていました。
ロースターの改造
その後何がきっかけだったのか忘れたのですが、ロースターを改造すれば味や香りを変えられるのではと思い、ロースターの改造を考え始めました。
今使っているロースターは二重ドラムになっていて温度が安定して焼けます。しっかり芯まで熱を入れられるということですね。
以前豆をお送りした方から、他で買った豆に比べて豆が柔らかかったと伺いました。
これはおそらく他で買った豆がちゃんと火が入っていないということだと考えられます。
そういう味を目指しているのであれば別ですが、やはりちゃんと火を入れるというのは大切なことだと思っています。
ただ、うちのロースターのような焼き方だと直火焙煎のような香ばしさであったり、味は出せないです。
だからといって直火焙煎をすると焼きムラがけっこう出ますし、焼いたコゲの味が強くなるため豆本来の味とはまた違ってしまいます。
さらにあと1点、排気機構がないため味や香りがぼんやりしてたんです。
これらを解決するために改造しようとと考えたのでした。
長々と書きましたが結局何をやったかというとドリルで穴をあけるということだけです(笑
けっこう悩みましたがこれでだいぶ変わりました。
そして今
この改造前後で1年くらいあったかと思います。
改造してからまた焼き方を試して数年、今に至ります。
今でもさらに他にコーヒーを美味しくする要素がないのか探しながら焙煎を試しています。
とはいえ今の状態でも自信をもって皆様に飲んでいただけるコーヒーになっていると自負しています。
早くもっと多くの人に美味しいコーヒーを飲んでもらいたいもんだな~。
がんばってお店のオープン目指します。
次回はお店の天井を塗りはじめるお話について書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。