2024-10-14

2024本屋大賞超発掘本「プラスティック」

たまたま寄った本屋さんでぼ~っと本棚を眺めていると、「2024年本屋大賞超発掘本!」という帯が目につきました。

そこに「井上夢人」とあって、え~~~~~!となり即購入しました。

井上夢人

著者である「井上夢人」はもともと「岡嶋二人」というコンビで推理小説を書いていました。

代表作は

・99%の誘拐

・クラインの壺

などです。

1989年にコンビを解消したのですが、その最後の作品が「クラインの壺」という作品です。

これがこの時代に書いたのかというくらいデジタルなお話で今読んでもかなり引き込まれます。

コンビ解消後、井上は「井上夢人」として小説を書かれていました。

代表作は「ラバー・ソウル」で、僕としてはこれは持っているけどまだ読んでいないんですよね・・・という状態でした。

2024本屋大賞超発掘本「プラスティック」

岡島二人の作品はいくつか読んではいましたが、上記の通り井上夢人の作品については持ってはいましたが読んだことがありませんでした。

また、今本屋さんでガンガン平積みされてよく見るんです・・・みたいな感じでもないんです(すみません)。

そこへきて本屋さんでこのタイトルを見たもんだからビックリしてしまいました。

すぐに読みまして、もうこれはいろいろ話したくなる本で、お店にもちゃんと置こうと思い書いております。

あんまり書くとネタバレになってしまうので書けないのですが、あらすじとしては

裏表紙から引用
54個の文書ファイルが収められたフロッピイがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる! 謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドが展開するサスペンスミステリー

といったお話です。

このお話は、もしかしたら勘のいい人は序盤でアレこれってあの話じゃね?って気付くかもしれないんですが、、、、

う~ん、何を書いてもネタバレみたいになってしまう気がしてきた。

ただ最後に思い出してほしいことがあって、「あなたは誰ですか?」ということだけです。


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次回は、再び本棚作りについて書きたいと思います。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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