2024-10-18
ブルンジ キビンゴ・ウォッシングステーション
日々コーヒーの焙煎も行っていますが、本日はコーヒー豆の焙煎についてです。
ブルンジはけっこう前に買っていたのですがお渡しする人だいたいの人にご好評なので、ちゃんと豆の検証しようと思い立ちました。
この豆に関してはどうやったって美味いんだよな。
コーヒー豆
ブルンジ キビンゴ・ウォッシングステーション
コーヒーランク:トップスペシャルティ
品種:ブルボン
生産処理:フリーウォッシュド
焙煎
この豆はこれまでも何度も焼いてきましたが今回はちゃんと比較して味を確認していきたいと思います。
焙煎の仕方としては浅煎り、中煎り、深入りと3種類焼いてみます。
仕入れ元のコメントではフレッシュな果実感と黒糖のような甘みと書いてました。
時間経過
時間経過で飲み比べて、豆の特徴、どのくらいの時間がいいのかみてみます。
経過時間 | 浅煎り | 中煎り | 深煎り |
---|---|---|---|
12時間 | もう全然できあがってます。 酸味と言えば酸味なんですが、通常コーヒーで言われるような酸味というよりもフルーツの酸味に近いのでは?と思うようなフレッシュさで、後味は甘い。 | バランスいいですね~。 まだ粗さがありますが、フルーティーさとコーヒーらしさのバランスが素晴らしいです。 コクと香りもいい。 | 少しまだ味が出きっていませんが、それでも香ばしさと甘さがしっかりとあります。 酸味はまったくなし。 |
24時間 | 香ばしさがかなり出てきました。 酸味もありますがまろやかになっています。 | 雑味がとれてさらに飲みやすくなってきた。 と同時にコクあるな~。 | だいぶ味が出てきました。 大抵深煎りにすると味が似てきますがしっかりブルンジのフルーティさと香り、甘みがある。 |
48時間 | やはりけっこう酸味がありますね。 味もしっかりしていますが、36時間くらいまでのほうが浅煎りは飲みやすいっちゃ飲みやすいのかも。 でも嫌な酸味じゃないから美味しいけど。 | あ~酸味が弱めでコクがけっこうある。 香りも浅煎りほどフレッシュではないけど、ブルンジらしさはちゃんとある。 | いやほんとブルンジすごいな。 深煎りの味なんだけどちゃんとブルンジ。 実は深煎りにするとコクというのが薄れがちなんですが、しっかりコクもあります。 |
焙煎具合の比較
ちょうどよさそうな70時間経過の豆で飲み比べてみます
浅煎り | 中煎り | 深煎り | |
---|---|---|---|
甘み | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
酸味 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ |
苦味 | ☆☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
コク | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
香り | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
ちゃんと飲み比べて、時間経過をみたところ、ブルンジに関しては焼き上がりからの時間が早くてもしっかりとした味、香りがわかりました。
特に浅煎りに関しては時間がたっていくと濃さとともに酸味が増していくため早めに飲んだほうが飲みやすいですね。
味の変化もおもしろいのでこういうのも感じてもらえるといいな~。
あと、甘い香りがすごい!
コーヒー豆は焙煎後あまり時間がたっていないとガスが抜けていくのですが、ちゃんとコーヒーキャニスターに入れて密閉していてもガスがもれちゃうんですね。
もうこの香りの甘さがすごい!
いや~嗅いでもらいたい。
次回は最近行った展覧会について書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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