クリスマス本「クリスマス・キャロル」
上越に移住してきてからは、いいのか悪いのかクリスマスを意識することは減りました。
東京にいるとハロウィンが終わると翌日からクリスマスカラーなので否が応でも目につきます。
今の家の近くのホームセンターではクリスマスを通り越して門松がもう売られていてクリスマスどころではありません。
少しくらいクリスマスを感じたいので本日はチャールズ・ディケンズ原作の絵本「クリスマス・キャロル」のご紹介です。
原作は小説なんですが、こちらは持ってはいるんですがまだ読めてないという・・・。
あらすじ
それはさておき、こちらの絵本は主人公であるエビニーザ・スクルージ(以降スクルージ)の不思議な物語です。
スクルージはクリスマスを祝うなんてもってのほか、守銭奴の頑固老人で通った人なんですが、最近仕事仲間のジェイコブ・マーレイ(以降マーレイ)を亡くしていました。
そんなスクルージのもとへ幽霊になったマーレイがたくさんの鎖につながれた状態でやってきます。
そしてスクルージに「これから3人の霊がやってくる。今のままだと自分と同じように死んだあとは鎖につながれることになる」と告げて消えてしまいます。
この3人の霊というのは”過去”、”現在”、”未来”を見せてくれる精霊でした。
一人目の精霊は過去の孤独だったスクルージの少年時代、楽しかったクリスマス舞踏会が最後につらい思いをしたスクルージの青年時代をスクルージに見せました。
二人目の精霊は現在の貧しくとも暖かいクリスマスパーティ、スクルージも誘ってもらったが行かなかったクリスマスパーティを見せました。
三人目の精霊は未来の誰にも悲しまれず死んだある男を見せました。
さて、もうおわかりかと思いますがスクルージは心を入れ替えます。
最後には貧しい人を救い、町の誰よりもクリスマスを祝う人となったのです。
とてもハートウォーミンで絵がなかなか素敵な一冊ですのでこの機会にお手にとってもらえるといいなと思います。
僕はこの絵本を読んで”過去”と”現在”という鎖に縛られることなく”未来”を変える勇気をもらいました。
さて皆さんはクリスマスに何がもらえるでしょうか?
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次回は二人掛けのテーブル作りについて書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。