バレンタイン本「チョコレート語訳 みだれ髪 」
もうすぐバレンタインですね。
ということで今回はチョコレートに関する本のご紹介です。
すみませんチョコレートとは直接関係ないです。
与謝野 晶子 (著) 俵 万智(訳)「チョコレート語訳 みだれ髪 」のご紹介です。
与謝野晶子
正直なところ与謝野ご夫妻については全然知らないのですが、僕らが東京にいた時に住んでいた荻窪の家からすぐ近くに住まれていました。
この家は現在は与謝野公園となっています。
今も上越で近所をよくお散歩しますが東京にいた時もよくお散歩していました。
特に仕事が終わってから夜にお散歩することが多く懐かしく思います。
そうそう、与謝野晶子についてはとても情熱的な人だったということは存じております。
ただ、ちゃんと歌集を読んだわけではなかったので今回はいい機会でした。
みだれ髪
言わずと知れた代表作で、学生の頃に教科書でいくつかは見たことがあったかな・・・くらいです。
よく考えるとなかなかに艶めかしい内容なのによく教科書にのせてたよな・・・。
今回ご紹介する本はこの”みだれ髪”を俵 万智がわかりやすく訳してくれた本となっています。
はじめて読みましたがすっごいですね。
あふれんばかりの恋への情熱!
そして文がキレイです。
もとのままだと意味がなかなか解釈しづらいですが、それでもキレイだということがわかります。
あとがきに書かれていましたが著者も”?”の連続だったとのことでした。
言葉の音楽を聴くようにして、いつかふっとこうことなんじゃないかなとわかったらそれでいいのでは?、と。
因数分解するように意味を考えるのは本当に大事ですか?、と。
いや~こういうことを言ってくれるような国語の先生とかがいるといいんじゃないかなと思いますね。
いくつか歌のご紹介
やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
現代では多様な価値観がどうのこうのとか言われてしまうんですかね。
小草(をぐさ)いひぬ「酔へる涙の色にさかむそれまで斯くて覚めざれな少女(をとめ)」
変わった形をしたおもしろい歌です。
なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな
こんなふとした瞬間ってなんて素敵なんでしょうか。
ゆあみして泉を出でしやははだにふるるはつらき人の世のきぬ
晶子が生きた時代もそれはそれで世知辛かったんですね。
なんとも胸がざわざわする本でした。
こちらもお店がオープンしたら読めるようにしますのでその際にでもぜひ。
読書メーターにも登録していますのでこちらもよろしくお願いします。
https://bookmeter.com/reviews/126014975
次回は厨房工事・・・ではなくてその横でまた本棚を作っていたので本棚について書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。