燕の珈琲道具展(燕市産業史料館)
先日ですがお世話になっている信金の方から1枚のチラシをいただきました。
「燕の珈琲道具展(燕市産業史料館)」というものでした。
ほほぅ、と。
燕が金属加工で有名ということは知っていましたが、コーヒーの器具についても多く生産しているということはあまり考えたことがありませんでした。
また、燕、三条についてはまだ行ったこともなかったこともあって俄然興味が出てきました。
ということで週末に行ってまいりました。
燕の珈琲道具展
今はあまり見かけませんが純喫茶のようなところでお水を入れてくれるサーバーって銀色のポットみたいなので入れてくれましたよね。
それとかコーヒーのドリッパーも金物がけっこうあります。
あとはお湯を注ぐドリップポット。
こういった製品が展示されていておもしろかったです。
私はハリオの電子ケトルを長らく使っていて、温度設定もできるので他の製品に買えるつもりはないのですが、、、
かわいいですね。
温度も温度計で測らないといけないし面倒と思いつつも欲しい・・・。
もう少し余裕ができたら考えようかな。

展覧会を見た後は燕市産業史料館内を見て回ったのですが、そこで体験コーナーがありました。
なんと錫、銅のぐい吞みやカップをカンカン叩いて自分好みにできる体験です。
しかもけっこう安い!
こういうの普通に買うと高いんですよね。
自分で作れてけっこう安いこともあって夫婦二人でカンカンと叩いてきました。
次に来たときはお皿に挑戦しようと思います。

ゴールドフィルターとステンレスフィルター飲み比べ
今回燕市産業史料館に行ったもう一つの目的として、燕のステンレスフィルターを買ってくることでした。
これまでも多くのペーパーレスフィルターを試してきましたが、”燕の”と言われるとなかったように思いました。
そこで今回いい機会なので試してみようということで買ってまいりました。
単体で飲んでしまうとよくわからなくなってしまうので、今回もゴールドフィルターと飲み比べて印象や感じ方をチェックしてみました。
抽出したコーヒーの見た目
ステンレスフィルターで抽出するとオイル成分が出ていないように見えるくらい透き通ってきれいです。
ゴールドフィルターはいつも通りわりと濁っていてオイルも見えています。
香り
ステンレスフィルターで淹れると香りは抑え目になりました。
やはりオイルや雑味がしっかりとれているからでしょうね。
ゴールドフィルターだと香りがかなり出ています。
やっぱりけっこう違いますね。
味
ステンレスフィルターは飲むとペーパーフィルターよりもオイル成分が出ているのはわかります。
しかし、やはりゴールドフィルターのほうがまろみがあり、しっかりとした味がします。
比べるとわかりますが、味の奥行が全然違う。
ゴールドフィルターは酸味成分、オイルも前面に出ているわけではないのですが、しっかり感じます。
ステンレスフィルターはそこがカットされていますね。
今回分かったのが、オイルとともに香ばしい香りもわりとカットされているようです。
よく、コーヒーを淹れているときの香りと、飲んだ時の香りや味が違うな~って思うんですがこれがその違いになっているのではないかと思いました。
ゴールドフィルターはそこが近づくんですね。
ま、好みかと思いますが。
先日行ったSCAJもそうですがコーヒー道具も数多くあるので日々研究です。
次回は新たに仕入れたコーヒー豆について書こうかなと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。










