2025-10-21

ブラジル シティオ・レカント・フェリス カトゥアイPN

日々いろいろとやってるんですが、本日はコーヒー豆の焙煎についてです。

今回はブラジルです。

ブラジルはですね、やはり飲みやすいということもあってこれまで何種類も試してきました。

特に焙煎をはじめて最初の頃は失敗しづらいという感覚からも購入していました。

ただ、今はですね、やはりしっかりとした個性のある味を求めているところもあり、あっさりとか、飲みやすいだけだとちょっと・・・と思ってしまい、最近買っていませんでした。

今回ブラジルを仕入れたのは仕入れ元のカッピングコメントに”骨太な風味”との一言があったためです。

ブラジルなのに?

また、”杏子やチェリーのような華やかなフレーバー”とありました。

ブラジルなのに?

いや~楽しみです。

コーヒー豆

ブラジル シティオ・レカント・フェリス カトゥアイPN

コーヒーランク:トップスペシャルティ

品種:カトゥアイ81

生産処理:パルプドナチュラル

やっぱりブラジルもスタンダードなラインなので淹れたい気持ちもあって今回の豆を仕入れてみました。

ブラジルでもエリアとしてはエスピリットサント州というところの豆で他のエリアでは10月~11月にかけて開花するそうなのですが、エスピリットサントでは3月に開花し、コーヒー豆の成熟が270日(他の産地に比べて60日長い)もかかり、これによってより複雑でフローラルな甘いコーヒーが生み出されるとのことです。

そうなんですよね、こういうのが探してた豆なんです。

やっぱり探せばあるんですね。

時間経過

時間経過で飲み比べて、豆の特徴をみてみます。

経過時間浅煎り中煎り深煎り
24時間このタイミングのこの焙煎が一番豆本来の味が出ているのではないですかね。
旨味というか甘みがあります。
ブラジルの飲みやすさの中に濃さが感じられます。
味しっかりしてます。
杏子のような雰囲気が中煎りだと少しわかりました。
少しとろみを感じます。
カッピングコメントにあったのですが、パワフルで骨太さがあります。
後味はスッキリしていてブラジルらしい。
48時間香りは甘く、飲むと酸味と言うよりはフルーティーでさっぱりした印象です。
後味は香ばしい。
この豆は中煎りもそこまで大きく変化はしないですね。
香りはかなりよくなりました。
時間経過でもそんなに印象変わらず。
パワフルで骨太です。

焙煎具合の比較

ちょうどよさそうな70時間経過の豆で飲み比べてみます

浅煎り中煎り深煎り
甘み★★★☆☆★★★☆☆★★☆☆☆
酸味★★★☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
苦味☆☆☆☆☆★★★☆☆★★★★☆
コク★★☆☆☆★★★☆☆★★★★☆
香り★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆
コメント甘い香りがいいですね。
浅煎りでこの感じ、コクもあるし。
しかもブラジルなんですよね。
こういうのはなかなかないなと思います。
今回の焙煎では少し深めに寄った味わいになっていました。
これはこれで美味しいですが、浅めの中煎りも絶対うまい。
今回は口に入れると甘みやフルーティーさがあって、後味に深煎り感がありました。
フルーツを感じさせる甘みと苦味があります。
コクがけっこうあってブラジルでこんなしっかりしているのは今までなかったですね。

おもしろいブラジルが発見できてよかった!

奥さんも今回のコーヒーは出汁の味が濃いとのことでした。

これも美味しいのでぜひ飲んでいただきたいですね。

次回はまたまたまた古本について書きたいと思います。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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