漫画「バーナード嬢曰く。」
読書についての漫画、「バーナード嬢曰く。」のご紹介です。
1巻は2013年出版で現在も絶賛続刊中です。
読書家を気取りたい主人公の町田さわ子が学校の図書室で本物の読書好き遠藤、神林、図書委員長谷川とともに読書をテーマに繰り広げられるギャグ漫画です。
表紙がもうすべてを表していますが、こういう読書あるある(?)なお話満載です。
と言いつつも、作中ではかなり多くの本が紹介されており、本好きにとってはそういった側面でも面白い一冊になっています。
そう、この漫画は読書をテーマにしてはいるんですが、本好きは細かいところまで読んでいただいて、そうでもない人はさらっと流していただいても楽しんでいただけるんです。
ちょっとだけ内容に触れます
1巻は読書についての愛、エッセンスが詰まっているので1巻だけでも読んでみてください。
2巻は純粋に図書室でのやり取りが楽しそうな巻です。
3巻はいろいろとよくって、まず表紙カバーのそでのところに著者の言葉で「あくまで読書のハードルを下げたいと思って描いている」とあるのです。
3巻ですが素晴らしすぎる!僕もこの考えがあったからこそブックカフェをやりたいと思ったんですよね。(あとがきもいいんですと付け加えておきます)
ストーリーも読書好きとしては忘れられないお話があるのでこのお話をご紹介して最後にしたいと思います。
神林というキャラは根っからのSFオタクでとにかく語るんですが、ある日主人公である町田さわ子に以前語った話をまた話すんです。
友達に同じ話を2回しちゃったパターンのやつですね。
その語った話に関連した話をまた語るんですが、また以前語っていた話だったんです。
語った側の神林本人からすると、ちょっとこっぱずかしい話なんですが、これに開き直った神林はこう言います。
「~だから私は・・・同じ話を何度だってする!」
これに対する主人公町田さわ子の返しが・・・これはぜひ読んで味わってください。(僕はちょっと涙が出ました)
この漫画もお店がオープンしましたら読めるようにしますのでその際にでもぜひ。
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次回は玄関ポーチの再構築について書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。