2025-05-17

ケニア ギキリマ

日々いろいろとやってるんですが、本日はコーヒー豆の焙煎についてです。

ケニアは初挑戦です!

これまでの印象だと、ちょっと荒々しい草っぽいイメージがありました。

なので正直なところあんまり好んでは飲んでいなかったです。

ただ、自分で焙煎するということもあるので、やってみないとわからない!ということで豆を仕入れてみました。

コーヒー豆

ケニア ギキリマ

コーヒーランク:トップスペシャルティ

品種:SL28,SL34他

生産処理:ウォッシュド

ケニアはブルンジの東側、エチオピアの南側にあります。

今回このコーヒー豆を購入したことをきっかけに知ったのですが、そうするとケニアだけが草っぽいとか土っぽいというわけはないだろうなと思いました。

今回のケニア ギキリマはケニアの中でも高品質なコーヒーが生産されることで有名な高原地帯のニエリ地区にあります。

このニエリ地区の特徴はアップルのような明るい酸味とピーチのような甘味のあるコーヒーとのことで、やっぱり僕の昔の印象と全然違うんですよね・・・。

仕入れ元のカッピングのコメントにもジューシーで明瞭、爽やかといった明るいコメントが多いです。

また、アロマからアフターテイストに至るまで、ケニアらしい特徴的なフレーバーが感じられ~といったコメントもあるため、今回のケニアはケニアらしさを再認識できるチャンスです!

いや~楽しみになってきました!

時間経過

時間経過で飲み比べて、豆の特徴、どのくらいの時間がいいのかみてみます。

経過時間浅煎り中煎り深煎り
24時間まだ早い段階なので酸味が際立ちますね。
ただ、さっぱりとフルーティーでいやな酸味ではないです。
浅煎りでも濃い旨味が感じられます。
この時間だと香りはまだ抑え目ですが、味の傾向がわかりました。
草っぽい香りはやはりしますね。
同じくらいに甘さがあって、フルーティーな明るさもあります。
深煎りもまだ香りは抑え目です。
深煎りの香ばしさと草っぽさがいい具合にマッチしています。
少し冷めてくると、より旨味を感じられます。
48時間お、酸味はあるんですが気にならなくなってます。
酸味というか、さっぱりしたコーヒーという印象。
でも旨味があるからうまいな。
うまいですね~。
まだ香りは弱いです。
アフターテイストが結構残ります。
いや~いい余韻です。
香りもよくなってきました。
草っぽさがほとんどなくなってきましたね。
でも今回わかったケニアの特徴がありますし、苦味と旨味が感じられていいです。

焙煎具合の比較

ちょうどよさそうな70時間経過の豆で飲み比べてみます

浅煎り中煎り深煎り
甘み★★★☆☆★★★★☆★★★☆☆
酸味★★★★☆★★★☆☆★☆☆☆☆
苦味★☆☆☆☆★☆☆☆☆★★★☆☆
コク★★☆☆☆★★★★☆★★★☆☆
香り★★★☆☆★★★★☆★★★☆☆
コメントさっぱりしたコーヒーに仕上がりました。
フルーティー。
酸味は時間ごとに強くなりそうなので、このぐらいまでの時間で飲むのがよさそうです。
中煎りだと甘みが強めに出て、そのあとに酸味が来る感じですね。
酸味が入るとコクが増して感じるので、中煎りが一番濃く感じます。
他の豆に比べて苦味を感じます。
僕が焼くとあまり苦味が出ないのですが、珍しいパターンに思います。
こういうのもいいですね。

このあとさらに時間をおいて飲んでみると全体的に甘みが強くなることがわかりました。


ケニアについては昔の印象がよくなくて避けていましたが今回飲み比べてよくわかりました。

ケニアは甘さとフルーティーさだけでなく草っぽさが含まれていて、とても複雑な味わいで美味しかったです。

しかし、これまで飲んできたコーヒーはそもそも焙煎がうまくないか時間がたってしまった豆で、草っぽさ(酸化による酸味も)が強調されてしまっていたようです。

ただ、、、、そんなのはケニアじゃないので、ぜひこのケニアを飲んでもらいたいと思いました!

次回はそろそろ木材を片付けてそこをどうしようか考えないとについて書きたいと思います。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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