SCAJ2025
本日はコーヒーの日ですね!
はじめて行ってきましたよ!
SCAJ2025!
SCAJとは日本スペシャルティコーヒー協会なのですが、1年に1度アジア最大規模のコーヒーのイベントが行われるのです。
これまでも知ってはいましたが、なかなか行けなかったんですよね。
ただ、今年はお店もオープンに向けてがんばっているので、スペシャルティコーヒーの最新トレンドも知っておかないと・・・ということで2日間行ってまいりました。
スペシャルティコーヒーとSCAJ2025
焙煎をはじめた最初の頃はスペシャルティコーヒーにこだわらず多くのコーヒー豆の焙煎をしてきました。
そのうちに豆の味の違いがわかってきて、そうするとどんどんとスペシャルティコーヒーに寄っていったんですよね。
3年目くらいにはほぼ焙煎する全ての豆をスペシャルティコーヒーに切り替えました。
手回しのロースターを買ってからはある程度の量が焼けるので生豆もスペシャルティコーヒー専門のいくつかのサイトから購入していました。
その中でも品質もよく味も素晴らしいワタル株式会社からほとんどの仕入れを行うようになりました。
現在もワタル株式会社から仕入させていただいていて、今回のイベントもこちらで招待状をいただき参加させていただきました。
はじめての参加で勝手がわからなかったので1日目はざっと全体を見てまわって、その間に試飲をしつつという感じでした。
それでもかなりの出展数だったこともあり2、3時間なんてあっという間に使ってしまい初日が終了しました。
2日目。
知らなかったので仕方ないのですが1フロアまるまるなくなっていて、主に全国のロースターの方々の出展をまわることになりました。
次回からはちょっと回り方を考えなきゃです。
あとはコーヒーの器具についても色々と見れました。
最新のドリッパーとかも見たんですけど、期待していたペーパーレスフィルターがそんなになかったのが残念でした。
ペーパーフィルター系になるとちょっとまた違うんですよね。
そういう意味だともっと色々な種類や抽出方法あるだろうに出展してくれたらいいのにと思ってしまいました。
味
コーヒーは嗜好品なのでどういった味でもいいっちゃいいんですが、自分としては目指す味があったりします。
私(奥さんも)の場合は”出汁(だし)のような旨味のある味”なんですよね。
なので酸味とか苦味、香りといったものも重要ですがそれよりも旨味を感じれるようなコーヒーを目指しています。
今のスペシャルティコーヒーのトレンドとしてはかなり浅煎りの酸味強め香り強めに寄っています。
これもわかるっちゃわかるんですよね。
いいコーヒー豆を本来の味、香りを出すために浅煎りにするというアプローチです。
深煎りにしてしまうと、どんどん個性が取れていってしまうという感じです。
まあ深煎りにしすぎるとどの豆も似たような感じになるというのもわかります。
にしても酸味強いな~という印象でした。
フルーティー、ジャスミンのような香り、言いたいことはわかります。
でもそのまま飲むにしてはキツイ印象でしたね。
私たちの場合だと何も入れずにブラックで飲むことが多いのでそう思うのかもしれないなと思いました。
調べてみると海外だとミルクや砂糖をけっこう入れて飲むみたいですし。
以前よりコーヒー豆をお送りしている方は私の焙煎した豆(けっこう浅煎り)をエスプレッソにしてミルク入れて飲むと最高にうまいというお話もあったりします。
ちょっと自分でもそういうの試さなきゃなと思いました。
ただ、そういうのも試しつつ、自分が本来求めている旨味の強い味をメインにしていきたいと再確認できたイベントでした。
いや~忙しい中でしたが2日間行ったかいがありました。
非常に有意義な時間となりました。
今回たくさんのコーヒーとその味に出会えて今後の自分のコーヒーの輪郭がより鮮明になったように思います。
次回はまた古本の話に戻って日々大変だについて書こうかなと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。