コーヒーの抽出方法(ハンドドリップ)
今回は私の考えるコーヒーの美味しい淹れ方(ハンドドリップ)について書きたいと思います。
コーヒーの抽出方法というのは本当にいろいろとあって千差万別です。
こだわりのある方からは、その抽出方法は違う!というご意見もあるかと思いますが、そういう意見というのはあってしかるべきだと思っています。
私自身、他のコーヒー屋さんでの抽出方法を見て、飲んで、これはちょっと違うかな~ということもあります。
これはやはり目指す味の違いということが大きいのではないでしょうか。
そのため今回の抽出方法もその一つだとお考えいただいてお試しいただくと、ご自身が目指されている味の少し助けになるのではと思うのです。
今回使用したフィルターとドリッパー
お湯を90度で沸かします
まずはお湯を沸かしましょう。
コーヒーを抽出する際のお湯の温度は90度を目安に考えていただけるといいかと思います。
沸騰した100°のお湯を使ってしまうと、えぐみが出てしまいますし、低すぎる温度だとコーヒーの成分が抽出されません。
どちらかというと暑すぎるお湯のほうが問題があるため、沸騰したお湯に少しお水を混ぜて温度を下げるくらいで考えていただけるといいかと思います。
温度が測れる場合は90°を基準としてお好みで温度を調節してみてください。
コーヒー豆(粉)の量を量る
次にコーヒー豆(粉)の量を量りましょう。
豆の量によって濃さや抽出度合いが変わってきます。
私のおすすめは200ml抽出するのにコーヒー豆の量を13gにするとちょうどよく抽出できると考えています。
こちらを基準として量を変えてお試しください。
コーヒー豆を挽く
(粉の状態の場合はこちらは飛ばしてください)
豆を挽きます。
私が使用するゴールドフィルターで抽出する場合は、ペーパーフィルターなどよりは抽出されやすいため粗めに挽きます。
ペーパーフィルターでは薄く感じてしまうと思いますので、中ぐらいか少し細挽きがいいかと思います。
まずは蒸らす
最初にコーヒー豆全体にお湯を回しかけます。
この作業を行うことで、コーヒー豆に含まれるガスを抜いて抽出されやすい状態をつくります。
ただ、時間を置きすぎると酸味や雑味、えぐみが出てしまいますので注意です。
目安としてはだいたい30秒前後です。
数回に分けてコーヒーを抽出する
200ml抽出されるまで複数回に分けてお湯を注ぎ入れます。
ここで、飲みやすくしたい場合は1度に注ぐ量を多めにし、しっかり濃い目にしたい場合は少しずつ注ぎ入れるようにします。
どちらにしても最初に注ぎ入れる量は少し多めのほうがいいです。
抽出し終わったコーヒーを飲んでみて、味、香りを確認してみてください。
私が以前よくあったのは抽出している際には香りがいいのに、飲むとあまり香りがたっていなかったり、味をしっかり確認したいからといって濃くすると逆に味がよくわからなくなったりしました。
香りについては温度を少し下げるとよくなる可能性があります。
味については差し湯をするとよくわかるようになったりします。
コーヒーを淹れる要素として他にもお水であったり、湯の沸かし方やフィルター、ドリッパー、サイフォンのような抽出器具、いろいろとあるかと思いますが、自分好みの一杯のために試すのは楽しいですよ。
次回ですが、この歳になるとはじめてのことは少なくなってきますが、はじめてのDIYについて書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。