本の本「本で床は抜けるのか」
大阪の実家には24歳くらいまでおりました。
その頃はまだ電子書籍や本の自炊(電子化)というものはなかったこともあって紙の本をたくさんもっていました。
当時は漫画もセットでたくさん持っていたので技術書、雑誌、小説など様々なジャンル全部あわせて3000冊くらいあったように思います。
それでもどんどん本を買ってくる僕を見かねて「家が傾く!」と言われてしまいました。
今回紹介する本はそういった人たちにピッタリ「本で床は抜けるのか」という本です!
東京に出てからは本は電子化することばっかり考えていたので、先日「本で床が抜けますよ」と言われてこの本を思い出しました。
この本のはじまり
作業場兼本置き場としていたシェアハウスから木造アパート2階4畳半の部屋へ引っ越すお話からはじまります。
そもそも本が大量にあるのに木造アパート4畳半という発想がぶっ飛んでますよね(笑
予想通り4畳半の部屋は荷物を運んだだけで本だらけだったそうで、さすがに物理的にヤバいんじゃないかと思ったそうです。
マンションだとあまり感じませんが、僕も昔木造アパートに住んでいたときに押し入れに詰め込んだ本を取ろうとするとベニヤがギシギシ言っていたのを思い出します。
大量の本にまつわるお話
その後、有識者に本の重量から床はどのくらいもつのかといった話を聞いたり、実際に大量の本の犠牲になった人を探されたりしたようです。
このあたりのお話は、有名どころの井上ひさしさんや草森紳一さんのお話がありました。
それぞれ本に関するエッセイがありまして、おもしろいのでどこかでご紹介できたらな~と思います。
僕としてはこのあたりの本を買って買ってどうしようもなくなるっていう話が好きでついつい読んでしまいます。
この本の見どころは衝撃のラストです
この本の後半では電子書籍や本の自炊(電子化)などの話や、大量の漫画のある館のお話が出てきます。
昔の話ですが本の自炊については僕も不肖ながら”報道特集”というテレビ番組で特集していただいて取材を受けました。
当時の自分は再びこんな大量の本を再び所有するなんて思わなかったでしょうね(笑)
話をこの本に戻しますと、この電子化の話が出てきたので著者の所有している本も電子化するのか?と思っていたら・・・。
ミステリーでもないんですがこのあとラストに衝撃のシーンが待っているんです!
いや本当に僕も他人事じゃないですよ・・・。
ぜひこの衝撃のラストはお手に取って確認してみてください!
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次回はペーパーレスフィルターの飲み比べについて書きたいと思います。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。